個別報告準備会を開催いたします(中世)
第59回東京歴史科学研究会大会個別報告準備報告会を開催いたします。
報告
柴田修平「戦国期公武交渉における天皇文書とその役割 ―綸旨・伝奏奉書・女房奉書―」
要旨
本報告では、公武交渉に用いられた綸旨・伝奏奉書・女房奉書の役割、およびそれらの相互関係について、発給過程や機能した場に着目しつつ考察を行なう。この作業を通して、室町期においては公験たる院宣・綸旨発給のための公家政治内部の手続文書に過ぎなかった女房奉書が、戦国期になると天皇の意思を外部に伝える主要な文書として役割を増大させた事実を明らかにし、ここから、戦国期における朝廷政務の天皇への集約化を論じる。また、室町期に公武一体の意思を諸権門に下達する役割を有した伝奏奉書が、戦国期には女房奉書を武家に送達するための送状に変質したことを指摘し、公武交渉の場において、伝奏の役割が後景に退いたことを論じる。
日時
2025年3月22日(土) 13:00~16:00
会場
跡見学園女子大学
※詳しくは、参加者に後日ご連絡します。
申込方法
こちらのGoogleフォームに入力をお願いします。
締切:2025年3月21日(金)17時


