声明「日本学術会議法の成立に反対する」を発出いたしましました
声明「日本学術会議法の成立に反対する」
去る2025年6月11日、参議院本会議において日本学術会議の特殊法人を内容とする「日本学術会議法案」が可決され、成立した。本法案に対しては、学術会議の法的地位や独立性、自主性などが棄損されることを危惧した諸学会や研究者、市民らによって多数の批判が表明され、当会も、本法案に対する反対の意思を表明し続けてきた。しかし、それらが顧みられることはなく原案のとおり法案が可決されたことは、誠に遺憾である。
日本学術会議は、戦争と軍事にあらゆる学問や科学が動員された戦前の反省の上に設立され、今日まで運営されてきた。今回の組織改編によって学術会議が政府の統制下に置かれ、学問の自由が損なわれる危険性が高まったことを憂慮する。
2025年7月29日 東京歴史科学研究会


