2015年度歴史学入門講座を開催します
2015年度歴史学入門講座「民衆から問い直す日本と朝鮮」を、下記の通り開催します。
チラシもご参照ください。
開催趣旨
今年は日本のアジア・太平洋戦争敗戦、そして朝鮮の植民地支配からの解放より70 年を迎えます。また1965年、日本の植民地支配責任を清算しえないかたちで日韓条約が締結されてから50 年が経過しました。このような節目の年にあたり本来、日本は自国と朝鮮との関係史について真摯に向き合う必要を問われているにも関わらず、現実の社会状況は必ずしもそのような方向に向かっていません。
歴史学の諸方法の中でも、東京歴史科学研究会がこれまで重視してきたのが民衆から歴史を思考する視角でした。それは、本来自ら記した史料を残しえない膨大な数の人々の生活世界の側から歴史を捉え直す試みです。
今回の歴史学入門講座では、日本中近世対外関係史の視点から朝鮮と日本の関係と民衆につきまして北島万次氏に、朝鮮民衆運動史か らは日朝比較史などの分野で研究を重ねられ、「下からの」視点を提唱してきた趙景達氏にご講演いただき、民衆史という視座をもとに日本と朝鮮の関係についてあらためて問い直しを行っていきます。一人でも多くの方々のご参加をおまちしています。
講師
- 北島万次氏(元共立女子大学教授)
- 『秀吉の朝鮮侵略と民衆』(岩波新書)、『豊臣秀吉の朝鮮侵略』『加藤清正』(以上吉川弘文館)、『壬申倭乱と秀吉・島津・李舜臣』『豊臣政権の対外認識と朝鮮侵略』(以上校倉書房)、『朝鮮日々日記・高麗日記』(そしえて)など
- 趙景達氏(千葉大学教授)
- 『植民地朝鮮と日本』『近代朝鮮と日本』(岩波新書)、『異端の民衆反乱−東学と甲午農民戦争−』(岩波書店)、『近代日朝関係史』『植民地期朝鮮の知識人と民衆』(以上有志舎)、『アジアの国民国家構想』 青木書店)など
日時
2015年7月25日(土) 13時開始(12時半開場)
会場
早稲田大学戸山キャンパス36号館382教室
〈アクセス〉
地下鉄東京メトロ東西線早稲田駅 徒歩約3分
副都心線西早稲田駅 徒歩約12分
JR 高田馬場駅 徒歩約20分
参加費
600円


